2026年度第3四半期決算で売上高が前年同期比18%増、純利益が20%増と、クラウドとAI関連事業の成長を背景に好調な業績を記録した米マイクロソフト。かつて数字至上主義が支配的だった同社の組織文化は、3代目CEOのティア・ナデラ氏が主導した改革によって現在は大きく変化しているという。「褒め合う文化が醸成されたことでもたらされた影響は大きい」と語るのは、2026年1月に著書『The Giver 人を動かす方程式』(文藝春秋)を出版した元日本マイクロソフト業務執行役員の澤円氏だ。人が動くきっかけを生むアプローチ、褒め合う文化が組織に根付いた要因について同氏に聞いた。