2026年2月、武田薬品工業が米AI創薬企業アイアムビック・セラピューティクスと複数年の提携を結び、がんや消化器疾患を対象とする低分子医薬品の創出を目指すと発表した。製薬業界では、大手企業が創薬ベンチャーやアカデミアと組む事例は少なくない。大手製薬企業を動かす創薬ベンチャーは、業界のどのような課題の解決に貢献するのか──。2026年3月に書籍『サイエンス・テクノロジー領域の起業戦略 創業から資金調達、グローバル展開、M&A/IPOを見据えて』(日本経済新聞出版)を出版した、東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)代表取締役社長CEOマネージングパートナーの郷治友孝氏に話を聞いた。