「製造業のソニーを壊した男」「ソニーをダメにした張本人」。業績低迷を招き、社内外から激しくバッシングされたソニーの出井伸之元社長。しかし、同氏の社長就任から約30年が経った現在、ソニーは変革を経て成長し、出井氏の悪評は覆されようとしている。『ソニー神話を壊した男』(小学館)から内容の一部を抜粋。誰よりも早く未来を見ていた出井氏の先見性に迫る。出井氏は社長就任後、のちに世界を席巻するGAFAと同様に「無形資産」を重視し、コンテンツの可能性をいち早く見抜いた。しかし、その先見性は「荒唐無稽」と受け取られ、孤立と非難にさらされていく…。