「フィジカルAI」が世界的に注目されるようになったのは2025年ごろのことだ。だが日立製作所でAI活用・AI事業をけん引する吉田順氏は言う。「日立にとって発想の軸はずっとフィジカルにあった」。2010年代におけるグローバルでの鉄道車両の運行などを起点に、IoT、ディープラーニング、生成AIとブームが移り変わっても、日立の判断軸はぶれなかった。日立がAIの「作り手」ではなく「世界一の使い手」になることを選んだ理由とは。